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実行準備

Siderscanを実行するための事前準備を行います。

Sidrescanインストール先ディレクトリの作成

Siderscanをインストールするディレクトリを作成します。ここでは、/home/sideruser/siderscan 配下にSiderscanを設定する手順を説明します。

$ mkdir /home/sideruser/siderscan

設定ファイルの配置

上で作成したディレクトリに以下の設定ファイルを保存します。
設定ファイルをお持ちでない方は、ご利用申し込みフォームよりお申し込みください。

  • .envdocker-compose up で作成される container の prefix
  • docker-compose.ymlDocker containerを実行するための設定ファイル

以下のコマンドでファイルが保存されていることを確認します。

$ cd /home/sideruser/siderscan
$ ls -al
.env
docker-compose.yml

設定ファイルの変更

解析結果URLの変更

Siderscanの解析結果を表示するURLを設定します。
.envファイルのAPP_URLにURLを指定します。localhostにサーバーの名前やIPアドレスを設定して保存してください。

# アプリケーションのURL
APP_URL=http://localhost
  • * Siderscanを自身のマシン上で実行して解析結果をローカルホストで確認する場合は、特に変更は不要です。
  • * Siderscanを外部サーバーで起動する場合は、localhostにサーバーの名前やIPアドレスを設定してください。

アクティベーションコードの変更

セキュリティを強化するために管理者ユーザ作成時にアクティベーションコードによる認証を行うことをおすすめしています。
認証が不要な場合はアクティベーションコードを削除してください。

削除する場合

.envファイルのACTIVATION_CODEの行を削除してください。

アクティベーションコードを使う場合

.envファイルのACTIVATION_CODEには、デフォルトで”activation1234”が設定されていますので、アクティベーションコードを変更して保存してください。

# アプリケーションの初回起動時に管理者を作成する際に利用
ACTIVATION_CODE=activation1234

解析対象のソースコード配置

解析するソースコードを配置するディレクトリを作成してパーミッションを変更します。

$ mkdir -p /home/sideruser/siderscan/var/targets
$ chmod 757 /home/sideruser/siderscan/var

次に、targetsディレクトリに移動して、ソースコードを配置します。ここでは、git cloneのコマンド例を使っています。

$ cd /home/sideruser/siderscan/var/targets
$ git clone {repo}

以上で、実行準備が完了です。